「通夜」は、一般的に火葬の前日に行います。 現代医学においては、脈や心臓の停止を科学的に分析し、死を判断していますが、昔は違いました。 そこで、死後一定時間を置くことで、「一度肉体を離れた魂が戻る時間を用意」し、蘇生することを願いました。 実際に、現代医学においても、蘇生している例もあるそうです。 こういった蘇生の可能性を残す意味があるといわれております。 また、通夜は本来は近親者が故人とお別れをする場でしたが、近年では昼間の告別式に参列することが難しい方々が弔問に訪れるようになりました。 従って、告別式に参列が可能ならば通夜ではなく、告別式に参列する方が本来と形と言えます。 近親者は、通夜と告別式両方に参列されることが望ましいですね。

父母がなくなった場合の焼香順序は一般的に次のようになります。 １、喪主 ２、故人の配偶者 ３、喪主の配偶者・子ども ４、喪主の兄弟・姉妹 ５、故人の兄弟・姉妹・親族 ６、故人の配偶者の兄弟・姉妹 ７、喪主の配偶者の兄弟・姉妹 ８、その他参列者 ※これは一般的な例であり、ご家庭や地域により順番は異なる場合がございます。

通夜式においてはあまり席順に取り決めのないことが多いようです。 一方葬儀・告別式では、焼香順に前の席から座ります。 また、中央通路を境に、正面向かって右側を親族、左側を参列者とすることが多いようです。

通夜式は一般的に次のように進行します。